世界の名物料理

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北京名物料理

北京ダック

この料理専門お店はいっぱいあるけれど、便宜坊というお店で食べた北京ダックは、衝撃的だった。

「薄いダックの皮を餃子の皮みたいのでまくのに高いんじゃい!」
以前の僕はこの料理に対して怒りすら覚えていたのだ。

しかし、本場中国で食べてから、僕の北京ダック観はすっかり変わってしまったのだった・・・

僕が食べた便宜坊のそれは「肉厚ダック」。
日本で一般的なのは、「皮だけダック」。
ちなみに僕はこの「皮だけ」も好きだ。

肉厚ダック」とは、その名のとおり、皮だけでなくしっかり肉もついている。
芳ばしく焼きあがったパリパリの皮に焼きたて鴨のお肉もついているなんてうれしいではないか!

皮をはがされ店頭につるされている
焼かれる前店頭につるされる
シェフがカットしてくれる
目の前にワゴンがやってきて、そこでカットされる
焼き立てをカッティング
最初にボンジリ(しっぽ)のところがかっティングされ、
ワインのテイスティングのように最初に一切れ食べる
じゃーん完成!
肉厚です。写真右上は鴨肉のスープ

肉厚のものは、それだけでボリュームがあるのに加えて、
餃子の皮みたいなものに包んで食べるからかなりのものである。
一羽を二人でなんか、とてもじゃなきが食べきれない。
4人で1羽それに前菜を2,3品たのむといいのではないだろうか。

ちなみに僕はを便宜坊の他に、「鴨王」という中国では有名なチェーン店(やや高級)で食べたが
ここは肉厚ではなかった。

他に有名なお店として老舗の全聚徳というお店がある。
妻の映子はそこで食べたことがあるのだが、全聚徳は肉厚でさすがの味だったそうだ。

この全聚徳は、日本にも支店を出しているので、中国に行かなくても老舗の味を体験することはできるが、
日本では食べたことがないのでどんな味なのかはわからない
全聚徳
そのうち日本支店での北京ダックがどんなものかトライしてみたいと思う。

Story01 マズい北京ダックの素敵な記憶

僕たち夫婦は、かなりいろいろなお店で北京ダックを食べている。

中国では、便宜坊、全聚徳、鴨王といった専門店で、
日本では赤坂離宮、東武ホテルレバントなどで、食べた。

しかし、その中でも最も印象に残っているのが、京華飯店と呼ばれる安宿のバーで食べたやつだ。
それはこれまで食べた中でも最もマズイものだったが、一番素敵な思い出でもある。

僕たちは、2001年の9.11のテロの1か月後、世界一周の旅に出た。
最初の国、中国へは神戸からフェリーで天津に渡った。
その時のフェリーで出会ったのが宮本さんだ。

宮本さんは、旅慣れない、しかも中国語を全く話すことができない僕らを、天津の港から北京の宿まで、乗り合いバスや白タクと流調な中国語で交渉し、連れて行ってくれた。
それから先1000日以上続く僕たちの旅の日々の中で、旅先で助けてくれた最初の恩人である。

北京で1週間ほど過ごした後、北京を発つ前の晩、
宮本さんは、これから長い旅路へと向かう僕たちのために、北京ダックをごちそうしてくれた。

「なかなかイケますね、ここの北京ダック」
宮本さんは、そういってバクバク食べていたが、
それは、いかにも、その辺のお土産屋で売られている土産用をレンジでチンした、といったもので、妙に脂っこく、皮もパリパリどころかヌルヌルと気色悪い食感の、あまり美味しくない北京ダックだった。

しかし、その気色悪い食感も脂っぽさも肉の味も、その記憶は今ではまったくない。
あるのは、なつかしい思い出と、ちょっとぶっきらぼうな優しい宮本さんの記憶だけだ。

北京ダックを食べるたびに思い出す宮本さん。
また会えたらいいな、と思う。
しかし、宮本さんのアドレスも安宿のバーも今は、もう、ない。

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